今回は「お笑いの種類」について考察してみました。
漫才
漫才は、二人以上が「本人として」会話を行うパフォーマンスです。
基本的なセットはセンターマイクのみです。
漫才には主にボケ役とツッコミ役が存在します。
ボケ役は面白いことを言ったり、意図的におかしなことを言ったりします。
一方、ツッコミ役はそれに対してツッコミを入れ、観客の笑いを引き出します。
ボケ役の存在が特に重要です。
漫才の衣装
漫才師の衣装は、観客に覚えてもらうためにペアルックが多く採用されます。
衣装選びはコンビのイメージを決定づけるため、非常に重要です。
例えば、高級なドレスを着ることでお金持ちのイメージを演出できます。
また、服がボロボロの場合、貧乏な印象を与えます。
このように、衣装は印象を大きく変える要素です。
漫才の種類
- しゃべくり漫才
もっともスタンダードな漫才 あくまで2人が、会話していくのが メインです。 - コント漫才
漫才中に役割を持ちコントをするスタイルの事です。
片方が役割、片方が実況という種類があります。 - キャラ漫才
特殊な漫才のスタイルです。
しゃべくり漫才の派生形というたところです。 - システム漫才
最も特殊な漫才で作るのが難しく、記憶に残りやすい漫才です。
コント
コントは、二人以上が「役を演じて」行う寸劇です。
衣装やセットはコントの内容に応じて変化します。
コントには主に二つのパターンがあります。
通常のコントとショートコントです。
通常のコントは長めのストーリー展開があり、ショートコントは数十秒で完結する短い形式です。
コントを考えるうえでの楽しいポイント
コントは、漫才よりも自由自在に楽しめるお笑いの舞台です。
しかし「観客を笑わせる」という大事な目的がある以上、いくつかのルールやポイントを押さえておくと、より楽しいコントが生まれます。
題材を考える
コントの第一歩は「題材」選び。
舞台は会社、学校、コンビニ、果ては宇宙まで、アイデアは無限大です。
例えば、コンビニを題材にすると、誰もが共感できるから笑いを取りやすい。
しかし、ちょっと変わった場所やテーマを選ぶと、観客の「えっ?」という驚きが笑いに変わるかもしれません。
「宇宙でのコンビニ」なんて、想像するだけでワクワクしますね。
ストーリーを考える
題材が決まったら、次はそのテーマでストーリーを練りましょう。
コントは役者になりきってセリフを交わすので、面白い物語が欠かせません。
「会社の上司が高校の後輩だった」という設定なら、昔の関係性を活かして、思わぬ展開を仕掛けられます。
例えば、後輩が「お前、今でもパシリな!」なんて言ったら?
笑いどころを設定する
ストーリーができたら、いよいよ「笑いどころ」を作ります。
ストーリーに沿った中で、観客が思わず笑ってしまう瞬間を仕込むのがコツです。
後輩にタメ口で話されたり、上司が昔の遊びを持ち出したりすることで、笑いのツボを刺激できます。
「あの頃はこうだった」と昔話が進むにつれて、観客の共感を得ることができるでしょう。
オチを用意する
コントの醍醐味は「オチ」にあります。
これはストーリー全体をまとめる大事な役割。
意外性や納得感のあるオチがあれば、観客は「なるほど!」と膝を打つこと間違いなし。
例えば、「実はこの上司、ずっと女子校育ちだった!」なんてオチがあれば、意表を突かれて大爆笑が生まれるかもしれません。
役割設定の考え方
最後に、役割設定も忘れてはいけません。
コントではそれぞれのキャラクターを演じるため、見た目や声に合った役を選ぶことが大切です。
例えば、おじいちゃん役は老け顔のメンバーがやるとリアル感が増しますし、女装のクオリティも大事。
観客が「これ、ボケなの?」と思わないように、しっかり準備しておきましょう。
コントを作るのは、まるで遊びのように楽しいプロセスです。
これらのポイントを押さえつつ、自分たちのユニークなアイデアを加えることで、笑いを引き出す素晴らしいコントが生まれるはず。
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