爬虫類生き餌

クロコオロギ


🏠 ケージの選び方と設置

✅ 容器の種類とサイズ

  • 衣装ケース(プラスチック製):通気性を確保しやすく、掃除も簡単です。100〜150匹程度の飼育に適しています 。
  • アクリルケースや水槽:観察しやすいですが、通気性が劣るため注意が必要です。

✅ 通気性の確保

フタの工夫:脱走防止のため、目の細かいネットやメッシュ蓋を使用します。通気孔を設けて、湿気がこもらないようにしましょう。ケージ(飼育容器)の準備

  • サイズ・材質:プラスチックやアクリル製のケース(30×20×20cm程度)に通気孔をあけたものがベター。
  • フタ:脱走防止のため、目の細かいネットやメッシュ蓋を必ず。

2. 底床(サブストレート)

  • 材料:ヤシガラマット、ココピート、ピートモスなど保湿性のあるものを3〜5cmほど敷く。
  • 卵用容器:繁殖させる場合は、湿らせた砂(またはバーミキュライト)を入れた小容器を底床上にセット。

3. 温度・湿度管理

管理項目推奨値ポイント
温度24〜30℃28℃前後にキープすると活発&繁殖◎
湿度50〜70%底床が乾燥しないように霧吹きで調整
温度計・湿度計各1つずつ毎日チェックして変動を少なく
  • 冬季はパネルヒーターや暖突で保温を。ケージの片面だけ暖かくする「温度勾配」を作るとより自然に近づきます。

4. 餌(エサ)

  • 主食:昆虫用ペレット(市販のコオロギフード)
  • 副食:野菜くず(ニンジン、大根の皮、キャベツなど)や果物(リンゴ、バナナの皮)
  • たんぱく源:茹で卵の黄身、小魚粉を少量
  • 給餌方法:ペレットは皿にまとめて。野菜は小さく切って湿気が逃げにくいスポンジ皿などに入れると腐敗を防げます。

5. 水分補給

  • 給水スポンジ:口径の小さいスポンジ(脱走防止兼用)に水を含ませて設置。
  • ゼリータイプ:昆虫用ゼリーも◎。

6. 掃除・衛生管理

  • 頻度:週に1回以上、フンや食べ残しを取り除く。
  • 全交換:月に1回程度は底床を全交換して清潔に保つ。
  • カビ対策:通気と湿度バランスを心がけ、高湿度が続かないように。

7. 繁殖・産卵

  1. 産卵セット
    • 湿らせた砂(バーミキュライト)を入れた小容器をケージ内に入れる。
  2. 産卵後の管理
    • 1週間ほどで卵が孵化。幼虫(ニンフ)は別ケージに避難させると、成虫に食べられるリスクを減らせます。
  3. 餌・温度
    • ニンフは成長段階で脱皮を繰り返すため、プロテイン多め&高温(28℃前後)がポイント。

8. 注意点・コツ

  • 共食い(かんどり):餌や隠れ家(空き箱、厚紙)を充分に用意すると緩和できる。
  • 過密飼育:1リットルあたり10頭ほどまでが目安。過密はストレス・病気の原因に。
  • 観察ポイント:鳴き声・動きが活発か、脱皮不全がないか定期的にチェック。

これらを守れば、初心者でもクロコオロギの飼育を長く安定させられます。さらに詳しい器具やおすすめグッズが知りたい場合は教えてくださいね!

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